エゾノミツモトソウ

バラ科 キジムシロ属

2012.7.27 北海道  2012.7.27 北海道
 
ヨーロッパ原産の帰化植物。低地〜山地の明るくやや湿った草地などに生える1〜2年草で、高さは20〜80センチ。全体に長い毛が多い。葉は3小葉(稀に5小葉)からなり、狭卵形又は長楕円形、縁に鋸歯がある。托葉は葉状で大きく、縁に切れ込みがある。
花は黄色で、直径約1センチほど。花弁、萼片、副萼片はそれぞれ5個で、萼片は先がとがり、花弁より長い。花期は7〜9月。北海道、本州(長野県)に帰化。

〜徒然想〜

ミツモトソウと比べると、萼片が花弁より長く、托葉が葉状で大きく、縁に切れ込みがあって葉柄基部の左右に付くのが違いのようです。ミツモトソウが多年草であるのに対し、1〜2年草であることも違いです。

残念ながら、出逢いはあまり印象のいい状況ではありませんでした。
荒れ地で貧弱な株であったり、クモの巣に覆われていたりで、撮影意欲が削がれてしまう状況ばかりでした。
帰化種であることも理由だったからかもしれません。

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2012.7.27 北海道 2012.7.27 北海道