イズカモメヅル |
キョウチクトウ科 カモメヅル属 |
2017.6.10 伊豆半島 | 2017.6.10 伊豆半島 |
海岸近くの乾いた草地などに生える多年草で、高さは30〜80センチ。茎はつる性で細長く伸び、他の植物などに絡む。葉は短柄があり対生、卵形で下部の葉質は厚く、上部は薄くなる。 花冠は濃紫色で直径7〜9ミリ、放射状に深く5裂する。花の中心に副花冠と雌しべ、雌しべが集まったずい柱がある。花期は5〜7月。 〜徒然想〜 コバノカモメヅルとされていましたが、2004年に別種として発表されました。コバノカモメヅルに比べ葉は丸く、光沢があり、コバノカモメヅルの海岸型といった感じです。分布は伊豆地方が中心のようですが、明確ではありません。 産地は海水浴で何度も訪れた地で、その地をよく知っていたことが仇になったようです。おおまかな産地情報を得て、安直に探し出せると思いましたが、手こずってしまいました。 ようやく見つけ出したものの、花はごくわずかでした。後日知ったのですが、産地は少し離れた思いもよらぬ場所でした。 −同じ科の植物− |
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