オカヒジキ

アカザ科 オカヒジキ属

海岸の砂地に生える1年草で、茎はよく分枝して地表を這い、大きい個体で長さ50センチ以上になる。葉は肉質、円柱状で、先端は尖る。
花は葉腋に1個ずつ付き、基部に2個の小苞がある。萼裂片は5個。5個の雄しべが突き出る。花期は7〜10月。日本全土に分布する。

〜徒然想〜

主に海岸沿いの植物を観察した今回の北海道では、各所でよく見かけた植物です。砂地に放射状に茎を広げていました。

オカヒジキの名は、海草のひじきと同様に食べられる植物として知っていましたが、海岸砂地の各所で、時に他の植物と混生していたり、寂れた船着き場の隅に生えていたりする姿をみると、とても食べる気にはなりません。
アップに当たり、小さな花を付けることを知りました。撮り終えた画像を確認すると、黄色い葯を付けた小さな花を見つけ、ほっとしました。

−同じ科の植物−
2012.7.24 北海道
2012.7.27 北海道 2012.7.27 北海道(画像にポインターをおいてください)