オオヒメクグ

カヤツリグサ科 カヤツリグサ属

やや湿った草地、道端、田畑、林縁などに生える多年草で、有花茎は直立し、高さは15〜50センチ。茎は断面が三角形で、葉は軟らかく扁平。
苞は線形で茎先に3〜4枚付き、その間に直径5〜12ミリで白色の小穂が多数集まった球形の花序を1個付ける。花期は5〜10月。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

最近、沖縄の花仲間はカヤツリグサ科やイネ科の植物にも興味を持つようになったようです。みつけると、よく足を停め、名前を教えてくれます。
オオヒメクグは、今回の沖縄花旅では各所で見られ、すっかりその名を覚えてしまいました。
全国に分布するヒメクグよりも大きく、日本では沖縄県にのみ分布する植物です。3方に広がった長い苞が特徴的で、見ればすぐこの植物と分かります。群生することが多い植物です。

思えば、まだヒメクグは撮影していません。多分、あっても目に入らず見過ごしているのでしょう。
もう少し、花仲間を見習い、この仲間に目を向けるようにしなければいけませんね。

−同じ科の植物−
2014.9.26 沖縄県
2014.9.26 沖縄県 2014.9.26 沖縄県
2014.9.26 沖縄県      2014.9.26 沖縄県