フキヤミツバ

セリ科 ウマノミツバ属

山地の林下などに生える多年草で、高さは8〜20センチ。根出葉は長い柄があり、3全裂し、裂片はさらに2〜3裂するため、5裂したようにみえるものが多い。
花茎状の茎の先に葉状の総苞片が対生し、その中心部から2〜3個の小散形花序を出す。花は小さく、緑色。花期は4〜5月。中部地方以西〜九州に分布する。

〜徒然想〜

貴重な植物をようやくみつけ喜んだものの、残念ながら、まだつぼみでした。これから花茎をのばしつつ、花を開いていくのでしょう。
花は無いですが、朝から降り続いた雨にしっとりと濡れ、それがかえって葉を美しく見せていました。

9日間に及ぶ中国〜四国の花旅も、この花で終わりでしょう。ふと、長旅を支えてくれた花たち、その情報を頂いた花仲間、見知らぬ方々との出会いを振り返ります。

−同じ科の植物−
2012.4.22 徳島県
 2012.4.22 徳島県    2012.4.22 徳島県