ハナシュクシャ

ショウガ科 シュクシャ属

インド、マレーシア原産の帰化植物で、草丈1〜2メートル。葉は互生し長楕円形、先は鋭く尖り、長い葉鞘がある。
頂生する花序は長さ15センチほどで、花は純白、花被片は6個あり、その他花弁にみえる仮雄しべがある。花期は6〜10月。

〜徒然想〜

元々園芸用として持ち込まれた植物ですが、今では各所で野生化しているようです。かつてはホテルであった敷地はすっかり荒れ果て、藪漕ぎ状態で進まなくてはなりません。
この場所でのタネガシマムヨウラン探しは空振りで、ダイサギソウはまだ蕾でした。
代わりに見られたのがハナシュクシャで、藪の中に白い花を咲かせていました。

群生は山を下る林道脇で見られました。一角は白く染まり、迷わず車を停めて撮影です。辺りには花の芳香が漂っていました。
純白の花びらがきれいで感動もしたのですが、後に帰化種と知り、興味は薄れてしまいました。

−同じ科の植物−
2014.9.27 沖縄県
 2014.9.27 沖縄県    2014.9.27 沖縄県
   2014.9.27 沖縄県  
     
   2014.9.25 沖縄県