ヒメカジイチゴ |
バラ科 キイチゴ属 |
カジイチゴと ニガイチゴ の雑種とされる落葉低木で、高さは1メートルほど。カジイチゴより小型で、枝に棘がある。葉は互生し、掌状に3〜7裂し、重鋸歯があって、裏面はやや粉白色を帯びる。
花枝の先や枝の上部の葉腋に白色の花を上向きに付ける。果実は黄赤色に熟するが、稀に結実しない。花期は4〜5月。 〜徒然想〜 分布は関東地方南西部、高知県とされていますが、母種は本州〜九州などに広く分布するので、その雑種も同様に分布の可能性があるでしょう。 本画像は長野県で撮影したものです。カジイチゴにしては花弁が違うことから不明種としていました。 その後精査し、葉や花弁の形、枝に棘があることを確認し、ヒメカジイチゴとしました。 長野県でスミレ類を探しているときに、林の縁に埋もれるように花を付けていました。 −同じ科の植物− |
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2010.5.30 長野県 |
2010.5.30 長野県 | 2010.5.30 長野県 |