ホソバノツルリンドウ

リンドウ科 ホソバノツルリンドウ属

山地の林縁などで他の植物に絡みついて生えるつる性の多年草。茎は細く、葉は披針形で、裏面が紫色にならない。
花はふつう葉腋に1個つき、長い柄がある。花冠は筒状で、先は4裂し淡紫色を帯びる。花期は9〜10月。北海道、本州、四国に分布するが、産地は限られている。

〜徒然想〜

すっかりご無沙汰していたものの、山小屋のオバちゃんは暖かく迎えてくれました。
お茶と漬け物をこちそうになりながら、ホテイランの様子、鹿の食害、近況などを話し合います。今年は夏の高温と小雨で、キノコの出が悪いようです。ホソバノツルリンドウは知らなかったようで、手持ちの図鑑を引っ張り出してきましたが、載っていませんでした。

みつかるといいねと、暖かく送り出してくれました。
気持ちのいい別れが功を奏したのか、山の下り道で笹に絡みつくホソバノツルリンドウをみつけることができました。
引き返してオバちゃんに報告しようと思いましたが、また来たときの土産話にすることにしました。

−同じ科の植物−
2012.10.4 長野県
 まだ蕾です 2012.9.14 長野県    2012.10.4 長野県
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