ゴマクサ

ゴマノハグサ科 ゴマクサ属

日当たりのよい湿地などに生える1年草で、高さ10〜50センチ。葉は下部では対生、上部では互生し、披針形、葉先は鋭く尖る。
上部の葉腋に長さ2センチほどの黄色の筒状花を1個ずつ付ける。花冠の上部は5裂する。花期は8〜9月。関東地方以西、四国、九州、沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

花はクリーム色といえるような黄色で目立たず、多くは草の間に見え隠れしています。花弁は柔らかく、いかにも繊細です。
絶滅危惧種に指定されているのも、分からなくはありません。

ネットで調べると、関東や愛知県、岡山県、宮崎県などの湿地からの生育状況の報告がありますが、多くは数を減らしているとの報告です。一方で、突然増えたとの報告もあります。いずれも原因をつきとめ、減らさないようにしたいものです。

−同じ科の植物−
2011.9.4 千葉県
 2011.9.4 千葉県    2011.9.4 千葉県
 
2012.9.29 宮崎県    2012.9.29 宮崎県
 
 2022.8.20 栃木県    2022.8.20 栃木県
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