カラフトゲンゲ |
マメ科 イワオウギ属 |
高山の草地や草地、海岸の岩場などに生える多年草で、高さは10〜40センチ。茎や葉軸などに軟毛があり、葉は奇数羽状複葉。小葉は卵状楕円形で13〜17個付く。 花は総状花序になり、一方に偏って多数つく。花冠は紅紫色で、蝶形、長さ1.5センチほど。節果は種子ごとに大きなくびれがある。花期は6〜8月。北海道礼文島、大雪山系、日高山脈に分布する。 〜徒然想〜 カラフトゲンゲだ! 思いがけない出逢いに大感激でした。4年ほど前の8月半ばに大雪山で見つけましたが、既に花は終わりかけでした。ぜひ見たかった花なので、次は7月後半に訪れることを目論んでいたのです。 目の前は50メートル以上もの岩壁が屹立し、見上げていると覆いかぶさってくるような幻想にかられます。その岩壁に赤いカラフトゲンゲが点々と付いているのです。 手の届くところにはなく、ようやく5メートルほどの高みに咲いている株をみつけ撮影しました。紅紫色の花は、画像の色よりもやや赤く、ほんとうに綺麗でした。 カラフトゲンゲはこれからが盛期に向かいます。各所で一層綺麗な花が見られるようになっていくことでしょう。 また、行ってみたいです〜礼文島。 −同じ科の植物− |
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2013.6.13 北海道礼文島 |
2013.6.13 北海道礼文島 |
2009.8.16 北海道大雪 | 2009.8.16 北海道大雪 |