キヨスミギボウシ

ユリ科 ギボウシ属 
   APG分類ではキジカクシ科

 
2017.6.20 千葉県   2017.6.20 千葉県


山地の湿った林下、斜面、岩場などに生える多年草で、高さは30〜60センチ。葉は卵形で、先は尖り、基部は心形、葉柄と葉身の区別がはっきりし、葉縁は微鋸歯状。
花は総状花序となり、白色〜淡紫色、花筒は漏斗状、長さ5センチほど。苞はボート状で開花時でも開出しない。花期は6〜7月。関東〜近畿地方に分布する。


〜徒然想〜

目的の花を撮影後近くを散策してこの花をみつけ、葉の縁が鋸歯状であること、苞がボート状であることを確認して、本種としました。
散策地はいくつか登山道があるものの山ビル注意の看板があり、草むらに入るには勇気がいります。幸い、乾いた日が続いたからでしょう〜山ビルには遭遇しませんでした。
また残念ながら、目新しい植物にも遭遇しませんでした。オオバノトンボソウの蕾ぐらいでしょうか。

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