メリケンムグラ |
アカネ科 オオフタバムグラ属 |
北アメリカ原産の帰化植物。水田の畦や湿地などに生える1年草で、高さは10〜80センチ。茎は匍匐又は斜上し、4稜がある。葉は対生し、広線形〜線状楕円形、先は鋭く、濃い緑色で革質。 花は葉腋に付き、白色で筒形、長さ1センチほど、先は4裂する。花期は7〜9月。神奈川県以西に帰化している。 〜徒然想〜 この湿原に入ってまず驚いたのが、この花の群生です。足下が芝生状に白い花で覆われています。一見して帰化種であることが予測され、この地の目的であるミズトンボとヒメノボタンを探すことを優先しました。 両者の撮影を終え戻って来た頃は、すっかり本降りです。明日の台風上陸予報が気がかりです。早々に本種を撮影し、空港に向かうことにしました。 幸い、早割の便であっても台風などで欠航が予測される場合は変更が可能ということで、予定を早めて前日に帰京することができました。よかった〜! 多摩川河川敷で、久しぶりにこの花に出逢いました。宮崎県ではゆっくり見る時間が取れませんでしたが、花、茎、毛などを観察しました。 −同じ科の植物− |
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2012.9.29 宮崎県 |
2012.9.29 宮崎県 | 2012.9.29 宮崎県 | |
2025.9.23 神奈川県川崎市 | 2025.9.23 神奈川県川崎市 | |
茎は地を這い、4稜があります 葉は暗い緑色ですが、明るめに撮っています | ||
2025.9.23 神奈川県川崎市 | 2025.9.23 神奈川県川崎市 | |
花弁の内側には毛があり、直径1センチほど 筒部は細く長さ1センチ余りあります 茎には長毛があります |