ナガミノツルキケマン

ケシ科 キケマン属

山地の林縁や畑地などに生える1〜2年草で、高さは1メートルほど。茎よく分枝する。葉は互生し、2〜3回3出複葉、小葉は3深裂し長楕円形〜倒卵形。
花は黄色で、長さ2センチほど。刮ハは線状倒披針形で、種子は1列に並ぶ。花期は8〜10月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

今回遠征した広島県では、道路際、遊歩道沿い、林縁、明るい畑地脇の草地など、そこかしこにみられました。
関東でよく見られるミヤマキケマンとは、全く違う姿です。背丈は1メートルを超えるものもあり、茎は雑然と勝手な方向によく伸び、株としてはまとまりのない姿です。お陰で撮影は難しい。

分布は北海道〜九州となっていますが、縁無く信州で出逢ったことはありません。ここのところ秋の信州とは疎遠になっているからかもしれません。
何時の日か、撮り直したい植物です。

−同じ科の植物−
 
2010.9.18 広島県
 2010.9.18 広島県    2010.9.18 広島県
 
 2017.8.19 山梨県    2010.9.18 広島県
赤い斑が入る