シマアケボノソウ

リンドウ科 センブリ属

林縁や林下のやや湿った場所や岩上などに生える1年草〜越年草で、高さは20〜50センチ。根元から出る葉は対生し、広楕円形。
花は直径2.5センチほどで、4〜5深裂し、白色、内側に濃い紫色の斑点がある。花期は1〜3月。沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

正直、図鑑で下調べしたときは綺麗とは思えませんでした。花の濃紫色がきつく、園芸種のような雰囲気を持っているなと思えたからです。
しかし、実際に目の前で見てみると、その思いは吹き飛んでしまいました。周りの環境がそうさせるのでしょう。少し暗めの林の中、湿った傾斜地です。いい雰囲気です。
貴重な野生種との出逢いで、花がきれいに思えてくるから不思議です。
花期は比較的長いようです。12月の蕾の状態から見てもう満開の頃と思いましたが、まだ2花が開いただけでした。蕾は10以上あります。背丈は20センチほど。更に伸びていくのでしょう。

-同じ科の植物-
2016.1.14 沖縄県
2016.1.14 沖縄県 2015.12.20 沖縄県
 
 2019.3.5 沖縄県    2019.3.5 沖縄県
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