シマセンブリ

リンドウ科 シマセンブリ属

海岸の草地などに生える1年草で、高さは10〜40センチ。茎は白緑色で、4稜があってよく分枝する。葉は楕円形〜倒卵形で柄がない。
花は枝の上部の葉腋に1個付き、花弁は紫色で5深裂する。花期は4〜8月。九州屋久島〜沖縄県に分布する。
〜徒然想〜

別名ホウライセンブリ。
車を停めた海岸は、シマセンブリが生えている草地でした。しかし、草の間をいくら探してもみつかりません。花期が合わないのか、天気が合わないのか、花弁が開いた花はなかなかみつかりません。この花は、晴れていないと開花せず、少し曇るとすぐに花弁が閉じてしまうのです。
それでも、皆で探してようやく少し開いた花を2株ほどみつけました。
花は5弁でセンブリの雰囲気を持っているのですが、極小です、直径は全開しても6,7ミリでしょうか。
南の島でもなかなか出逢えない花です。でも、ある島には拍子抜けするほど当たり前に生えているようです。

-同じ科の植物-
2015.5.31 鹿児島県
2015.5.31 鹿児島県 2015.5.31 鹿児島県