スズコウジュ

シソ科 スズコウジュ属

山地の木陰などに生える多年草で、高さは20〜30センチ。茎は四角形で長い軟毛があり、まばらに分枝する。葉は柄があり、卵形〜菱状卵形で粗い鋸歯がある。表面と裏面脈上にまばらに毛がある。
花は枝先にややまばらに下向きに付く。花冠は白色でやや鐘形の2唇形、長さ5ミリほど。花期は9〜11月。関東以西の太平洋岸〜沖縄に分布する。

〜徒然想〜

この山には、あとスズコウジュやツチトリモチなどがあるはずです。第一目的の花はじっくりと撮影を楽しんだので、明るい陽射しの下、ゆったり山道を登ります。

スズコウジュは視界がさえぎられた木陰でみつかりました。
でも、花が2つか3つ付いているだけで、ちょっと寂しい。先を探すことにしました。
ほどよい株は、ツチトリモチの近くでみつかりました。

撮影していると、平日にもかかわらず、登山者が次々と通り過ぎていきます。
“何という花ですか?” 束の間の交わりです。

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2012.9.28 鹿児島県
2012.9.28 鹿児島県 2012.9.28 鹿児島県
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