タチクサネム

マメ科 タチクサネム属

北米原産の帰化植物。日当たりのよい原野、海岸近くなどに生える低木状多年草で、高さは1〜2メートル。枝には多数の稜があり、全体無毛。葉は2回羽状複葉、6〜8対の羽片を有し、最下羽片の羽軸に一個の腺がある。小葉は30〜40対で、長楕円形。
茎の上部に1センチほどの頭状花序を腋生し、花は白色。莢果は長さ5〜8センチ。花期は冬を除きほぼ1年中。小笠原、沖縄県に分布する。

〜徒然想〜

この文章を書いている傍らでは、うちの猫が長々と寝ています。セラという名の雌猫です。時々、クゥー!と寝言が聞こえます。
もう一匹、ニムという名の雄猫がいます。様子を見に行くと、こちらは今の時期の定場所で、仰向けに寝ていました。暑くなったからでしょう。まったく無防備な姿です。

タチクサネムの名から思いついた訳でもないのですが、こんな徒然想もたまには許されて下さい。

タチクサネムはヒメギンネムとも呼ばれているようです。隆起サンゴ礁の帰化植物群落の一つを構成していました。

-同じ科の植物-
2015.3.5 沖縄県
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