タカクマホトトギス

ユリ科 ホトトギス属

山地の岩場、草地などに生える多年草で、高さは10〜50センチ。全草はほぼ無毛。葉は互生し、長楕円状で先は尖る。
花は茎先や葉腋に上向きに付ける。花被片は淡い黄色で赤褐色の斑点がまばらにある。花期は9〜10月。九州大隈半島に分布する。

〜徒然想〜

3種の黄色いホトトギスが見たくて、友人の墓参を兼ねて4日間の九州遠征を実行しました。しかし、普段の行いが悪いのか、墓参を兼ねたのが悪いのか、台風の通過予報が出てしまいました。急ぎ足の花旅になりそうです。

タカクマホトトギスは、目的地で車を降りると、すぐにみつかりました。岩に貼り付くものや草地に紛れているもの、まっすぐに立ち上がるもの、斜上するもの、岩から垂れるものなど、生える姿は様々です。
盛期は1〜2週間前でしょう。花や葉が痛んだものが多かったです。花は思いの外大きく直径は5センチほどのものもありましたでしょうか。
淡い黄色で、美しい花でした。

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2012.9.28 鹿児島県
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