タニソバ

タデ科 イヌタデ属

田の畦道、山地の湿った所などに生える1年草で、高さは10〜50センチ。茎はよく分枝して横に広がり、秋になると暗赤色を帯びることが多い。葉は互生し、卵形、基部はくさび形で、葉柄に翼があり茎を抱く。葉鞘の先は斜めに切れ、基部は有毛。
花は枝先や葉腋に多数集まって頭状となり、花被は白色〜淡紅色で4裂する。花期は7〜10月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

本画像は、秋口に山地で撮影したものです。本来であれば、もう少し群生して生えるものと思いますが、撮影地はやせた礫地でした。一株ずつが、まばらに生えていました。茎や葉は赤茶け、紅葉の様子です。
特に珍しい植物でもなく、山地に限らず平地でも見られる植物です。でも、なぜか未収載の植物でした。
過去にも見ているはずの植物です。撮影済みの画像を探してみました。
ありました。あまり気にも留めず、撮影していたようです。想いも残っていません。反省です。

反省を踏まえ、少し丁寧に撮ってみました。葉の様子や葉鞘に毛が生えていることも分かりました。花も紅色が濃いものも見られました。

-同じ科の植物-
2013.9.7 山梨県
2013.9.7 山梨県      2013.9.7 山梨県
 2006.9.16 東京都奥多摩   2015.9.5 山梨県
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