テリハノイバラ

バラ科 バラ属

 
2017.6.10 伊豆半島   2017.6.10 伊豆半島


日当たりのいい山野、海岸、川原などに生える匍匐性の落葉低木。枝はよく枝分かれ、鉤状の刺がある。葉は奇数羽状複葉、小葉は7〜9枚、楕円形〜広倒卵形。質は厚く、表面は深緑色で光沢があり、縁には粗い鋸歯がある。
花は枝先に円錐状に数個つき、白色で直径3〜4センチ。果実(偽果)は卵状楕円形〜球形で直径8〜10ミリ、赤熟し光沢がある。花期は6〜7月。本州〜沖縄県に分布する。


〜徒然想〜

赤い実をを付けたバラ科が岩の上を這う姿を見かけることが多かったです。撮影していたか、アルバムを探してみることにします。

今は・・・、青い空に青い海、足元には白いバラが点々と続いています。海辺の絶景です。
テリハノイバラの花は、撮影機会がなかったはずです。撮影しておくことにしました。
風が強いからでしょう。マット状に広がっていますが、花は固まって咲くことはなく、数花ずつが点々といった感じです。
花は、よく見るノイバラを一回り大きくした感じです。

赤い実は、11年前の2006年に撮影したものがアルバムにストックされていました。同じ伊豆ですが、環境が違うのでしょう。赤い実がびっしりと付いています。

−同じ科の植物−

 2017.6.10 伊豆半島    2017.6.10 伊豆半島
 
 2021.10.5 神奈川県三浦半島   2019.5.28 鹿児島県
托葉は葉柄に合着し櫛の歯状
 
2006.10.21 神奈川県三浦半島