ヤクシマヒメアリドオシラン

ラン科 ハクウンラン属

山地の樹林下や渓流沿いなどに生える多年草で、高さは5〜10センチ。茎の下部は横に這い、立ち上がって花茎を伸ばす。葉は3〜5枚互生し、広卵形〜卵円形。
花は1〜3個付く。唇弁は白色で2裂し、先は三角状となる。花期は5〜9月。長野県、九州南部〜屋久島に分布する。

〜徒然想〜

目的の花を撮影後、この辺りにはヤクシマヒメアリドオシランのネット情報があり、みつかれば儲けものと、小さな花を探します。
情報のヒントは沢沿い、やぶ漕ぎしながら丹念に沢を遡ります。
あったー!  沢の縁にポツンと1株、ネットで見た花がありました。高さは7センチほど、花の長さ5ミリほどの小さな花です。うれしかったですね。
沢の中に三脚を立て、じっくりと撮影します。撮影できる喜びと沢の流れで、一層心地よい想いがします。
結局、この日は5株の花をみつけることができました。ナガバノキソチドリもみつかり、大儲けの花探しでした。

ハクウンランとよく似ています。違いはハクウンランの項参照。

−同じ科の植物−

2013.8.10 長野県

屋久島では、水辺でなく深山で見ることができました。
全体的に大きめで、葉も多く付いていました。茎も太いです。
みつけたときは本種とは思えず、やれ見たことのないランだ! と、撮影に多くの時間を費やしてしまいました。唇弁はハクウンランに近い形です。
でも、冷静に調べてみると、やはり本種でしょう。屋久島産と長野県産では、多少形態が違うようです。

 2013.8.10 長野県    2013.8.10 長野県
2019.5.29 鹿児島県屋久島 2019.5.29 鹿児島県屋久島
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