ユウガギク

キク科 シオン属(旧:ヨメナ属)

日当たりの良い山野の草地や道端などに生える多年草で、高さはや50〜150センチ。枝は広い角度で分枝する。葉は互生し、卵状長楕円形、基部で羽状中裂し、質は薄い。
花は白〜薄青紫色で、直径2.5センチほど。痩果の冠毛は短い。花期は7〜10月。近畿地方以北に分布する。

〜徒然想〜

長野県や山梨県に出かけると、山野の各所でみることができます。しかし、枝が横広がりに分かれ、何となく雑然と花を付けるので、撮影には難しい野菊です。
山梨の山では、垣根のように群生する姿に出逢いました。山を遠景において撮影してみましたが、あまり満足できる写真にはなりませんでした。

名に柚香菊の漢字が当てられていますが、柚子の香はしないようです。それならば、せめて、いつかは優雅な菊として撮影したいものです。

−同じ科の植物−

2010.9.12 山梨県
 2011.8.16 長野県白馬山麓    2006.10.2 東京都
   2011..9.15 山梨県  
     
   2006.10.2 東京都  
     
   2011..9.15 山梨県