エドガワヌカボタデ

タデ科 イヌタデ属

2020.10.3 栃木県  


〜徒然想〜

近年ヌカボタデとヒメタデの雑種起源とする新種とされました。まだ記載論文は発表されていないようで、本項に収載するのは時期尚早かもしれません。

以下、今回観察した限りの状況を報告します。
茎はひ弱で、下草の間にひっそりと生えています。葉は細い披針形で、下部のものは柄があり、上部のものにはほとんど柄がありません。托葉鞘は膜質筒状で脈があり、筒部には毛がなく、口部から縁毛が伸びています。
花序は分枝した枝先に付き、花柄の先に3センチほどの総状花序となって疎らに花を付けています。花()は淡紅色で、長さ2ミリほど、小苞の縁()には毛が生えています。

十分な観察時間を持てていないので、葉や果実などの詳細は後日の宿題です。

−同じ科の植物−


   2020.10.3 栃木県  
   
   2020.10.3 栃木県