オニナルコスゲ

カヤツリグサ科 スゲ属

 
2018.5.13 北海道   2018.5.13 北海道


低地〜山地の湿地、河畔などに生える多年草で、高さは40〜100センチ。茎は5〜10本が叢生し、葉は線形。
茎の上部に雄小穂が2〜3個付き、その下部に雌小穂が離れて2〜4個付く。苞は葉状でほとんど無柄。果胞は長さ6〜8ミリで、淡黄緑色、表面は無毛で光沢があり、先は次第に長い嘴となる。柱頭は3岐する。果()期は4〜7月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

当初はカサスゲとして同定していましたが、どうも違うようです。雄性の
頂小穂が3個ほどあるのです。
調べた結果がオニナルコスゲです。「新北海道の花」(梅沢俊著)でみつけ、ネット情報でも確認してみました。確信するまでには至っていませんが、いかがでしょうか? 
撮影は・・・・・・、だんだん思い出してきました、道東付近の湿地でした。特徴のあるカブスゲの群落の反対側にこのスゲが群生していたのです。
そして、この地の目的、エゾネコノメソウを堪能しました。

北海道で撮影した花期のスゲは本種か疑問を抱き、一部削除しました。
果実期のオニナルコスゲを追加しました。

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 2023.6.17 栃木県    2023.6.17 栃木県
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茎は三角状で縁がざらつきます
   2023.6.17 栃木県