ボウムギ

イネ科 ドクムギ属

 
2025.4.30 神奈川県川崎市   2025.5.26 神奈川県川崎市


ヨーロッパ〜極東アジア原産の帰化植物。海岸、荒地、河川敷などに生える1〜2年草で、高さは10〜50センチ。株立ちになり、葉は短い。葉舌は膜質、長さ1〜1.5ミリ、葉鞘は無毛。
穂状花序は6〜30センチ、小穂は1センチほどで、少し凹んだ軸の部分に収まり、第2苞穎がフタのように覆い棒状近くになる。小花は2〜8個。花期は5〜9月。

〜徒然想〜

一面は他の草を交えながら本種が群生しています。その様子を撮影しましたが、何の変哲もない草はらの画像になってしまいました。反省を踏まえ、撮り直しに出かけます。

時期的には丁度花が咲き出したところで、雄しべを伸ばしているものが多く見られました。小穂は軸のくぼんだ部分に収まり、花序はただの棒のように見えます。まさに棒麦です。
ただ時が経ち開花が進むと、小穂は少し開き軸から飛び出して雄しべ雌しべを伸ばしていました。

−同じ科の植物−

 2025.4.30 神奈川県川崎市    2025.4.30 神奈川県川崎市
 
 2025.5.26 神奈川県川崎市
葉は下方に付き短いです
   2025.5.26 神奈川県川崎市
小穂は雄しべ雌しべを出して開いています
 
2025.4.30 神奈川県川崎市
見る方向・小穂の成長度によっては、ただの棒です
  2025.5.26 神奈川県川崎市
葉舌は短いです。
 
 2025.4.30 神奈川県川崎市    2025.4.30 神奈川県川崎市