サキシマスケロクラン |
ラン科 ムヨウラン属 |
常緑広葉樹林下などに生える腐生ランで、高さは20〜30センチ。 花は茎頂に数個付け、萼片と花弁は淡黄褐色、唇弁は白色で3裂し、縁は細裂し、中央裂片はほぼ円形。花期は4〜6月(不明)沖縄県八重山諸島に分布する。 〜徒然想〜 2度ほど通った道ですが、こんな所に貴重なランがあるとは気付きませんでした。 無理もありません。暗い林の奥に、20センチほど茎が弱々しく生えています。目を凝らさないと見えません。 よく見ると先端には黄色に色付いた蕾らしきものが見られます。 手持ちの図鑑では、花の画像や特徴は記載されていませんでした。知人のHPによれば、開花すると白いヒゲ状に覆われた唇弁が見られるはずです。 幾つかの個体をチェックしてみましたが、いずれも蕾状の黄色が見られるだけで、開花していると思われるものは見られませんでした。 果実になっているものも見られ、開花した形跡はあります。 上記の知人のHPによれば、開花画像は6月となっています。 さて、6月に見られるか、近いうちに確認したいです。 その後の調査によりサキシマスケロクランとオキナワムヨウランとはシノニムであるとの情報が得られました。調査を継続することとし、本項の掲載を中断いたします。 −同じ科の植物− |
|
2019.3.5 沖縄県 |
2019.3.5 沖縄県 | 2019.3.5 沖縄県 |
2019.3.5 沖縄県 | 2019.3.5 沖縄県 |