ダンドロボロギク

キク科 タケダグサ属

 
2006.9.16 東京都奥多摩   2022.9.17 栃木県


北アメリカ原産の帰化植物。日本全土の野山、道端、湿地などにふつうに見られる1年草で、高さは50〜150センチ。茎は柔らかくて直立し、上部で枝を分ける。葉は線形〜線状披心形で、縁には不揃いの鋸歯があり、時には羽状に裂け、基部は茎を抱く葉と抱かない葉がある。
頭花は円錐花序になって多数上向きに付き、全て筒状花。花冠の先は淡黄色〜緑黄色、下部は白色。総苞は長さ10〜15ミリ。冠毛は白色。花期は9〜10月。

〜徒然想〜

各所で見ているものの、撮影はスキップしていました。いつでも撮れるという安心感と帰化植物であることが理由です。
とはいえ、いざ探そうとするとなかなか遭遇せず、2年ほどかかってしまいました。

よく比較されるのがベニバナボロギクで、花の色とベニバナボロギクが下を向いて咲くなどの違いがあります。ベニバナボロギク属と本種がタケダグサ属である違いもあります。

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