エゾミソハギ

ミソハギ科 ミソハギ属

低地の湿地や水辺などに生える多年草で、高さは50〜150センチ。茎は4稜〜6稜があり、突起状の短毛がある。葉は対生又は3輪生となり、広三角状披針形〜広披針形で、基部は円形か浅心形で、半ば茎を抱く。
花は穂状花序となって多数付く。花弁は6枚、紅紫色で直径1.5センチほど。花期は7〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

エゾの名が付きますが、北海道、本州、四国、九州に広く分布します。ミソハギと比べると、茎や葉などに短毛が多いことや、葉の基部が円形になって茎を抱くなどの違いがあります。

ようやく自生の本種を撮影する機会に恵まれ、箱根湿性花園で撮った画像と差し替えました。
湖畔の遊歩道を散策中に出逢ったものですが、エゾの名の先入観か、茎が太くたくましい印象を受けました。ただ、花期には多少早かったのでしょうか、群生する姿には出逢いませんでした。

−同じ科の植物−

2012.7.29 北海道
   
 2012.7.29 北海道    2012.7.29 北海道
  
2012.7.29 北海道 2012.7.29 北海道
   
2021.7.17 栃木県      2021.7.17 栃木県