エニシダ

マメ科 エニシダ属

2007.6.30 群馬県尾瀬 2007.6.30 群馬県尾瀬

江戸時代に渡来した西ヨーロッパ原産の落葉低木。枝はほうき状に分かれて、先端は垂れ下がる。高さは1〜2メートル。
春〜初夏に黄色い蝶形花を咲かせる。葉は3小葉で、上部の枝では頂小葉のみの単葉。
白、白と黄色や黄色と赤の複色花をもつ園芸種がある。


〜徒然想〜

何でこんなところにエニシダがあるのか、疑問をもちました。尾瀬の林道脇に点々とあります。
最初にみたのは東京都薬用植物園で、心臓疾患に効く作用をもつと記憶している。その後調べると、庭木として普通に栽培されていることも知りました。それが、尾瀬にある。庭木のように続いているので、何らかの理由で植えられたのでしょう。
そういえば、東京都薬用植物園はどうなったのだろう。廃園に関する記事が薬学関係の雑誌に載ったことがあり、懸念しています。
(2023年現在、公益社団法人東京生薬協会に委託して管理されています。)

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