エゾニワトコ

スイカズラ科 ニワトコ属

関東地方北部以北〜北海道に分布する落葉低木で、高さは3〜5メートルほどになる。
ニワトコの亜種で、母種よりも小葉が大きくて丸みがあり、葉の鋸歯が粗いこと、花が1.5倍ほど大きい(直径5〜7ミリ)のが特徴です。花期は5〜6月。

〜徒然想〜

エゾニワトコというそうです。オオバナノエンレイソウが群生する林の脇に、4,5メートルほどの木が生えていました。
花は茶色っぽく、美しいとは言えませんが、エゾの名につられて撮りました。

ニワトコを撮影したことはありませんが、ニワトコは生薬になり、花は接骨木花(せつこつぼくか)、茎は接骨木、葉と若い枝は接骨木葉、根は接骨木根と呼ばれ、発汗、解熱、むくみ、利尿のほか、打ち身、打撲などの消炎、鎮痛に効くとされています。
果実は赤く熟し、ニワトコ酒として飲用されます。

−同じ科の植物−

2005.25 北海道新冠町
2005.25 北海道新冠町 2005.25 北海道新冠町
2005.25 北海道新冠町