エゾノマルバシモツケ

バラ科 シモツケ属

マルバシモツケの変種で、全体に小型で、葉が幅広く表面の葉脈の部分がへこんでいるのが特徴。花の数も少ない。

〜徒然想〜

樹林帯を抜け尾根道に出てからこの花との出逢いが多くなりました。はじめはマルバシモツケの小型のものかと思い、撮影を見逃していましたが、次第に明らかに違うものが出てくるようになりました。
再び撮り始めたのは山歩きの終盤でした。
高山帯の礫地に、5、60センチほどのドーム状の株を作っているのもあります。
花序は樹林帯に生えるマルバシモツケよりもずっと小さく、直径2センチほどの丸い形。赤く色づいているのもあります。

後に画像を確認すると、マルバシモツケとの中間的な葉を持つものもみられました。

−同じ科の植物−

緑の葉はヒメタケシマラン
2007.7.11 北海道大雪
 2007.7.11 北海道大雪    2009.8.15 北海道大雪
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