エゾノリュウキンカ

キンポウゲ科 リュウキンカ属


2007.7.9 北海道大雪 2005.5.22 箱根湿性花園


亜高山〜高山帯の流れの縁に生える多年草で、リュウキンカより大型で高さ50〜80センチ。全体が無毛で、葉は腎形で、縁には規則的に三角状鋸歯がある。花期は5〜7月。本州北部〜北海道に分布する。


〜徒然想〜

大雪山の融雪地は貴重な水場となっています。そのままでは飲めないので、沸騰したものや濾過したものを飲用にします。
夕暮れ時、明日の飲み水を確保するため水場に向かいます。雪解けの水とも思えないほどの水量で、瀬の音をたてながら水が流れます。その流れに沿ってエゾノリュウキンカが群生し、一帯は水場というよりもエゾノリュウキンカの群生地です。やはり北海道に来てよかった。大自然が息吹いています。
−2007年記−

リュウキンカよりも小ぶりで葉の形が違うので区別できる。湿性花園では同時に見られるが、果たして自然界ではどうなのだろうか。いつか巡り会うこともあるかもしれない。
−2006年記−

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2007.7.9 北海道大雪
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