イブキシモツケ

バラ科 シモツケ属

山地の日当たりのよい岩場、蛇紋岩地、石灰岩地に生える落葉低木で、高さは1.5メートルほどになる。葉は卵形又は菱形状長楕円形で、基部を除いて単鋸歯又は重鋸歯がある。葉の表面にしわがあり、見分けの指標となる。
枝先に直径3センチほどの散房花序に多数の花を付ける。花は白色で5弁、直径7ミリほど。花期は4〜6月。近畿地方以西、四国、九州に分布する。

〜徒然想〜

イブキの名が付きますが、撮影は伊吹山ではありません。島根県の山水画のような景色の場所に案内してもらいした。しばし花撮影を忘れて、明媚な景観にみとれます。

足下は、身がすくむほど深く落ち込む崖になり、はるか下に清い流れがあります。そこで見つけたのがこの花で、手前の崖にせり出すように白い花を付けていました。
もちろん、尻込みしながらの撮影です。

その名のとおり、伊吹山には沢山のイブキシモツケがみられ、満開状態でした。Photo Galleryに画像を追加しました。

−同じ科の植物−

2008.5.11 島根県
2008.5.11 島根県 2008.5.11 島根県
2008.5.11 島根県
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