イワセントウソウ

セリ科 イワセントウソウ属

深山の湿った日陰をに生える1年草で、高さは25センチほどになるが、花の盛期のときは10センチほど。
茎の頂部に複散形花序を1つ付ける。花柄は細く10〜20個を放射状に開き、極く小さな、ふつう2花を付ける。花弁は平たく卵形で、白色。
葉は形の異なる2種の葉をつけ、根生葉は長い柄があり2〜3回3出羽状複葉で、小葉は深く切れ込む。茎葉はふつう1個で単羽状複葉、羽片は線形で全縁。花期は5〜6月。本州〜九州に分布する。


〜徒然想〜

花の直径は2ミリほど。これほど撮影に苦労する花はないです。暗く湿ったところを好むので、なお更辛いことになります。
この花の撮影の苦労を教訓にクローズアップレンズを使うようになりました。次の挑戦では、何とかきれいな写真を撮りたい。

葉は茎に付く葉と根生葉があり、まるで別の植物のように違った形態をしています。

−同じ科の植物−

2006.5.27  長野県八ヶ岳(画像にポインターをおいて下さい)
2006.5.27  長野県八ヶ岳(画像にポインターをおいて下さい)
この写真はまだ茎葉が出ていない
2006.5.27  長野県八ヶ岳
   
   2006.5.27  長野県八ヶ岳