オオバタネツケバナ

アブラナ科 タネツケバナ属

 
2007.5.3 新潟県五泉市  


山野の水湿地や川辺に生える多年草で、高さ10〜40センチ。茎は枝を分け、多少毛がある。葉は頭大羽状複葉、側羽片は1〜6対、小葉は短い柄があり、卵形〜長楕円形、縁は不規則に切れ込む。
茎頂に20個ほどの白い花からなる総状花序を付ける。花期は3〜6月。北海道から九州に分布。

〜徒然想〜

東京から4時間ほど車を走らせ、着いた新潟の観察地は朝もやで煙っています。空気は冷たく心地いいです。大きく息を吸い込み、これから始まる新潟の花散歩に想いを馳せます。
駐車スペースに車を止めると、足下にはオオタチツボスミレが朝露に濡れていました。
湿った草地には、オオバタネツケバナが、これ又しっとりと濡れています。
冷たい風が流れる奥地に向かって、一歩を踏み出す、胸躍る期待のときです。

−同じ科の植物−


2008.4.23 石川県     2013.6.11 北海道
 
 2023.3.30 東京都裏高尾   2011.5.21 長野県 
 
 2023.3.30 東京都裏高尾   2023.3.30 東京都裏高尾 
 
2023.3.30 東京都裏高尾   2023.3.30 東京都裏高尾