ウラギク |
キク科 シオン属 |
海岸や山地の草地などに生える2年草で、高さは30〜80センチ。全体無毛で、茎は、下部から枝分かれして大きな株を作ることが多い。葉は線形〜長披針形で、やや厚みがある。 頭花は淡紫色で、直径2センチほど。総苞は筒状。花期は9〜11月。北海道東部・関東以西の太平洋岸・四国・九州などの、主に太平洋沿岸に生育する。 〜徒然想〜 残念ながら、ウラギクとの出逢いはあまり綺麗なものではありませんでした。 曇天の中で、色が映えません。他の草に紛れたり、分枝した枝振りが悪かったりで、綺麗だという印象は持てませんでした。 風もあり、いい画像を残すこともできませんでした。 ウラギクは群生し易い植物ですが、かつては東京湾周縁の河口でも群生地が見られたものの、護岸工事などの開発によって失われてしまいました。各地でも同様の理由で数を減らしています。 今回撮影した場所も、いつ開発の波が寄せるかもしれません。 青空の下で、映えた色合いの花に期待し、早いうちに再訪することにします。 −同じ科の植物− |
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2009.10.25 千葉県 |
2009.10.25 千葉県 | 2009.10.25 千葉県 |
2009.10.25 千葉県 |
2017.10.27 福岡県 |
2017.10.27 福岡県 | 2017.10.27 福岡県 |