ボタンヅル

キンポウゲ科 センニンソウ属

 
2007.8.12  長野県   2007.8.12  長野県


山野の日当たりのよい林縁などに生えるつる性の半低木。葉は1回3出複葉、小葉は卵形〜広卵形、先は鋭く尖り、縁には不揃いの鋸歯がある。
花は葉腋から3出集散状の花序を出して多数付き、花弁はなく、白い花弁状の萼片が4個、十字形に開き、直径1.5〜2センチ。花期は8〜9月。本州〜九州に分布する。

〜徒然想〜

撮影しているときはセンニンソウと思っていたほどで、花はよく似ています。センニンソウに比べるとやや小さく、葉の先が鋭く尖り、不ぞろいの鋸歯がある点が違いです。
また、ボタンヅルの変種で、コボタンヅルがあることを知りました。違いは葉が2回3出複葉である点ですが、撮影時はこの点もあまり意識していません。
画像を改めて見てみると、2回3出のような葉も見られますが、側小葉が裂けるだけで複葉とするには中途半端です。撮影し直すことを宿題としておきます。

−同じ科の植物−

 2007.8.12  長野県    2019.9.1  東京都奥多摩
 
 2019.9.1  東京都奥多摩   2019.9.1  東京都奥多摩 
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