フジウツギ

フジウツギ科 フジウツギ属
     APG分類ではゴマノハグサ科
山地に生える落葉低木で、高さ1.5メートルほどになる。枝に翼状の4稜がある。葉は対生で、披針形〜卵状披針形。長さ20センチほどにもなり大きく目立つ。
枝先に垂れ下がった円錐花序を出し、赤紫色の花を多数つける。花期は7〜9月。東北〜近畿地方の主に太平洋側に分布する。

〜徒然想〜

当を得た美しい名前です。しかし、私との最初の出逢いは奥多摩だったでしょうか。暗いことやほぼ終わりに近かったこともあり、だらしなく垂れ下がり、あまり美しいとは思えませんでした。

その後の出逢いも・・・・・・やはり・・・美しくありません。

いい匂いがするといわれていますが、嗅いだことはありません。
有毒で、嘔吐、腹痛、呼吸困難、四肢の麻痺などの中毒症状を起こします。

−同じ科の植物−
2006.8.18 東京都奥多摩三頭山
 2006.8.18 東京都奥多摩三頭山
下部はすでに実になっています
  2006.9.16 東京都奥多摩
筒部には軟毛があります
 
   
2006.8.18 東京都奥多摩三頭山
     
   2006.8.18 東京都奥多摩三頭山