ヒメミヤマウズラ

ラン科 シュスラン属

2007.8.15 富士山(画像にポインターをおいて下さい) 2007.9.1 南アルプス鳳凰三山(画像にポインターをおいて下さい)

針葉樹林下に生える多年草で、高さ10〜20センチ。葉は卵形で、数個、茎の下方に互生する。葉面に白色の網目状斑紋がある。
茎に偏って白色花を5〜12個付ける。花期は7〜8月。日本では北海道、本州中北部と大台ヶ原山に分布する。


〜徒然想〜

ミヤマフタバランを満喫し気持ち軽やかに次はヒメミヤマウズラと、更に奧に歩を進めます。でも、意に反してなかなか見つかりません。次第に、見過ごしているのではないか、図鑑で記憶した姿が違っているのではないか、と不安を覚えてきます。探す姿も次第に本気モードになり、登山道脇を眺め歩くだけでなく、木の陰や脇道の奧を一つ一つ覗き込みます。
それだけに、見つかったときはうれしかったです。何ということはありません。登山道脇にポツリと2本、図鑑の姿そのままに立ち上がっていました。一度見つかると、あとは不思議、次々と見つかります。帰り道でも見つかります〜見過ごしていたのです。しかし、いずれも開花には今少し早かったようです。

開花したものは鳳凰三山の帰りにみつけました。葉面に網目状斑紋が無いものもありました。

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2015.9.5  山梨県
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