ヒレアザミ

キク科 ヒレアザミ属

道端や土手、あぜ道などに生える越年草で、高さ1メートル内外になる。葉が茎に沿下して翼となり、翼には刺がある。葉は羽状に中〜深裂し、鋸歯の先は刺となり、裏面ははじめ白いくも毛がある。
頭花の総苞は鐘形、花冠は紅紫色で、まれに白色。花期は5〜7月。
大陸からの帰化植物とみられる。

〜徒然想〜

アザミの仲間の同定は難しいが、このアザミは容易。特徴のあるトゲトゲしい姿に出逢えばすぐに分かると思いながらも、なかなかその機会がなかった。
偶然の出逢えたのはシダの観察地の田圃のあぜ道。図鑑どおりの姿で、すぐに分かりました。
トゲトゲしいけれども葉や茎は若草色で、思っていたよりも柔らかい感じでした。
さて、また何処かで出逢えるでしょうが、どんな想いになるか、楽しみです。

−同じ科の植物−
2007.5.26 長野県
2007.5.26 長野県(画像にポインターをおいて下さい) 2009.5.23 長野県
2013.5.4 栃木県 2013.5.4 栃木県
 2022.5.7 栃木県    2013.5.4 栃木県