コフタバラン

ラン科



さあー! この辺からは何かいそうな気がする。
花探しで、最近は、そんな感が働くようになってきている。一層歩を緩めると、とうとう前後して登ってきた最後のご夫婦にも追い越された。
コフタバランは林床の上に葉を広げ、5センチほどの花茎をのばしていた 。ごく小さな花だったので、歩を緩めなければ、とても見えなかっただろう。
感の冴えを自賛した。

亜高山帯の林床に生え、高さ10〜20センチ。茎の頂部で2枚の葉を広げ対生する。さらにそこから花茎(花梗)を伸ばして総状に花をつける。花は4〜10個、子房は膨らんだ楕円形で、5本の筋がある。写真では花の姿がとらえられていない。また、少し花期から遅れたようです。撮り直しです。

2006.7.30 長野県八ヶ岳
2006.7.30 長野県八ヶ岳