コシノチャルメルソウ

ユキノシタ科 チャルメルソウ属

2007.5.3 新潟県

林内の湿地などに生える多年草で、高さ15〜40センチ。根生葉には柄があり、葉身は広卵形で浅く5裂し、不ぞろいの鋸歯があり、両面に白色の長い毛がある。
花弁は紅紫色を帯び、羽状に細く5〜9裂し、萼片は平開する。2個の花柱は短く、先端はそれぞれ2裂する。花期は4〜5月。


〜徒然想〜

新潟県と富山県東部に特産します。幸いにも、今回の新潟花紀行では随所でみられました。
地元の高尾山や奥多摩でみかけるコチャルメルソウよりは明らかに背丈が高く、花を沢山付けていました。葉はやや丸みがあると思いましたが、大きな違いは感じませんでした。

本項を見直すにあたり、改めで本種の特徴を調べてみました。
花序が長く、花を多く付けるのは、顕著な特徴です。葉の切れ込みは浅く、先は尖りません。葉の色が緑色なのも、本種の特徴でした。
葉柄に赤い毛がみられるとのことでしたが、撮影できていませんでした。長い白い毛は確認できました。
花茎が、下部で枝分かれしているような画像が見られ、不可思議でした。

−同じ科の植物−

2007.5.3 新潟県 2007.5.3 新潟県
 
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花茎が枝分かれ?
 
2007.5.3 新潟県
葉の毛
2007.5.3 新潟県
 
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葉柄の毛
   2007.5.3 新潟県
 
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