コウメバチソウ/エゾウメバチソウ |
ユキノシタ科 ウメバチソウ属 |
低山〜高山帯の湿った草地や岩場などに生える多年草で、高さは40センチほどになる。葉は肉厚で心形。 花は茎頂に1つ付き、白色、直径1.5センチほど。花期は7〜9月。コウメバチソウは本州中部以北、北海道に分布する。北海道に分布する変種をエゾウメバチソウとすることがある。 〜徒然想〜 ウメバチソウの仲間には仮雄しべという器官があって、それが幾つに開裂するかによってウメバチソウ(12〜22裂)とその変種コウメバチソウ(7〜9個)、エゾウメバチソウ(9〜14個)に分けられることがあります(仮雄しべの詳しくはネット情報で確認できます。)。 花の姿は、ほぼ同じです。 8月半ばの大雪は、すでにウメバチソウの仲間が盛期で、各所でふつうに見られました。コウメバチソウとエゾウメバチソウは仮雄しべの数が異なるということなので、本来ならその数を確認しながら撮影すべきなのでしょうが、他の花の撮影を優先し、慌しい撮影になってしまいました。 白馬でも、登山道や草地で盛期のコウメバチソウが見られました。ここでも日帰り登山で慌しく、じっくり向き合うことはできませんでした。 やはり、花散歩程度の余裕がある方がいいですね。 −同じ科の植物− |
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2009.8.16 北海道大雪(画像にポインターをおいて下さい) |
2009.8.30 長野県白馬 | 2009.8.30 長野県白馬 |
2009.8.16 北海道大雪 |
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