ミツバノバイカオウレン

キンポウゲ科 オウレン属

亜高山〜高山帯の雪解け地などに生える多年草で、高さは7〜15センチ。
花弁(萼片)は白色で、花糸は紫色を帯びる。花弁は互いに重なる。花期は5〜7月。本州東北地方と関東〜中部地方の日本海側に分布する。

〜徒然想〜

花の命は短くて・・・、そんな想いにかられる出逢いでした。
雪解けが進みつつある場所では白い花がみられ、雪から離れた場所では花弁が欠けていたり、すでに種になっています。いったいどれだけの日にち花を咲かせているのでしょうか。
個体数が少ないためか、花の命が短いためか、ポツリ、ポツリと、まばらに咲いています。
同じ雪解けを待って花を咲かせ群生するヒナザクラに比べると、あまりにも寂しい姿です。

−同じ科の植物−
2008.7.26 山形県
2008.7.26 山形県 2008.7.26 山形県  この花は1茎2花です
   
 2008.7.12 群馬県尾瀬    2008.7.12 群馬県尾瀬
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