ミヤマムグラ

アカネ科 ヤエムグラ属

   
  2006.7.9 長野県八ヶ岳  

深山の林下などに生える多年草で、高さは10〜25センチ。葉は長さ4〜12ミリの柄があり、普通4個輪生し、対する2個がやや大きいが、2〜5個のものもある。葉は卵形〜広卵形で、先は尖り基部は丸い。
花は茎頂に短い花序を出し、少数の花をまばらに付ける。花は白色で直径2ミリほど、先は4裂する。果実は2個の分果からなり、長いかぎ状の毛がある。花期は7〜8月。北海道〜九州に分布する。

〜徒然想〜

雨後で道がぬかるんでいます。ここまで深山に入ると、木は高く、空は見えません。ここならば、雨後でなくても、いつも湿った環境になるでしょう。
道の高みに足を上げたとき、ふと足下の白い小さな花に気付きました。ムグラの仲間だと思いますが、名はあとで調べることにします。急いで撮影して、同行者のあとを追います。
名前はミヤマムグラでした。葉に柄があるのが特徴です。

−同じ科の植物−

 2009.6.28 富士山 2006.7.9 長野県八ヶ岳 
 
 2009.5.9 滋賀県    2009.6.28 富士山