ミヤマシキミ

ミカン科 ミヤマシキミ属

関東地方以西、四国、九州の山地に生える常緑低木で、高さは1〜1.5メートルほどになる。葉は互生し、倒卵状長楕円形、全縁、革質で表面は光沢がある。雌雄別株。
枝先の円錐花序に多数の白色花を付ける。花は白色で、4弁、直径1センチほど、香りがある。

〜徒然想〜

しばらく手を付けていなかった木に咲く花を整理しています。普段からの整理が悪いので、画像を探し出すのが大変です。
それでも、日付で整理したフォルダから思いもよらぬ植物の画像を見つけると、たちまち撮ったときの情景が甦ってきます。
伊豆天城山中ではトウカイスミレの咲く登山道の山側に生えていました。そのときは、まだ名も知りません。
高尾では登山道脇の草むらでした。まだ開花していない株が多くあったのが、思い出されます。

名前にシキミの名が付きますが、こちらはミカン科です。ミカン科と聞くと食べられそうですが、シキミと同様に有毒です。

−同じ科の植物−
2007.4.1 東京都高尾山
2007.4.28 静岡県天城山(画像にポインターをおいて下さい)
2007.4.22 東京都高尾山