ナガバカラマツ

キンポウゲ科 カラマツソウ属

北海道アポイ岳周辺の林内や沢沿いに生える多年草で、高さ20〜30センチ。根生葉は3〜4回3出複葉で長い柄がある。小葉は長さ2センチ前後の線状楕円形、先は鈍く全縁。
花序は散房状で、花弁はなく白い雄しべが花状に開く。径は1センチほど。花期は5〜6月。

〜徒然想〜

地味なアポイカラマツに比べ、こちらは白い花が花火状に広がり、見るからにカラマツソウです。
しかし、葉はカラマツソウの雰囲気は残しているものの、異常に長く、ナガバの名に納得です。

さて、初日の北海道の花観察はここで終わりです。
わざわざ札幌から駆けつけてくれたSさんご夫婦ともお別れです。
花を愛するSさんを労るように、山歩きをフォローするご主人の姿が忘れられません。また、お会いしましょう。

8年ぶりに寄ってみました。エゾオオサクラソウもあったのですね。8年前は気づいていません。

−同じ科の植物−
2008.5.24  北海道(画像にポインターをおいて下さい)
2016.6.5 北海道 2008.5.24  北海道(画像にポインターをおいて下さい)
   もっとこの花を見る → Ptoto Gallery