リシリリンドウ

リンドウ科 リンドウ属

高山帯の湿った草地に生える多年草で、高さは5〜12センチ。茎の下部は地を這い、しばしば分枝する。
花冠は紫色で、先は5裂して裂片は平開するが、副片は内側に折れて花喉をふさぐ。萼裂片は反転する。
白花品はシロバナリシリリンドウという。

〜徒然想〜

副片が花喉に覆い被さるのが特徴です。
見事ともいえる青紫色、むしろ深い青といった方がいいほどで、非常に美しい。幻想的でもある。
遠くには雪の残る大雪の山が連なり、私好みの被写体となっている。身震いするほどうれしくなり、夢中で撮りました。
その後、各所で探したが、出逢うことはありませんでした。あの青は夢だったのだろうか。写真を見るたびに、幻想的な気分になります。

2年後の8月、再びこの地を訪れました。今度は多くの株が、ミヤマリンドウと交互に現れ、その見事さに目を奪われました。

−同じ科の植物−

2007.7.10 北海道大雪
2007.7.10 北海道大雪
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