ワダソウ

ナデシコ科 ワチガイソウ属

山地の林下に生える多年草で、茎は直立して2列の短毛があり、高さ10〜20センチ。上部の2対の葉は接近して付き、広卵形〜菱状卵形。葉質は薄い。
花は頂生し、白色の5弁で、先はへこむ。雄しべは10個で、葯は赤褐色。花期は4〜5月。本州中部以北、九州北部に分布する。

〜徒然想〜

ミドリタチツボスミレのすぐ脇に咲いていました。
同行の皆さんは珍しいすみれの撮影に夢中ですが、私はこちらにも興味津々〜きれいな個体を撮っていなかったのです〜皆さんとはあらぬ方向で撮影する姿は異様かも。
”あっ、ワダソウですね!”と声をかけ、過ぎていきます。皆さんには珍しい花でもないようです。
八ヶ岳山麓でみたヒゲネワチガイソウとよく似ています。葉が上部に集まって付くのが特徴です。

−同じ科の植物−
2007.5.27 長野県(画像にポインターをおいて下さい)
2007.5.27 長野県
     
   2007.5.27 長野県  
2012.5.20 山梨県 2012.5.20 山梨県
 
 2012.5.20 山梨県    2012.5.20 山梨県