サダソウ

コショウ科 サダソウ属

海岸から山地の岩場に生える多年草で、高さ10〜30センチ。茎は叢生して直立し、短い軟毛を密生する。葉は対生又は3〜5個の輪生で、倒卵状楕円形、多肉質で先は鈍頭、両面とも軟短毛を密生する。
花序は細長い円柱状の肉穂となり、長さ3〜12センチ。花穂の軸は緑色を帯び無毛。花は花穂に密生するが、小さくて目立たない。四国、九州以南に分布する。

〜徒然想〜

今回の沖縄遠征のメンバーは、さすがに強者ぞろいです。最初の観察地の駐車スペースに車を止めたとたんに、この花をみつけ歓声をあげています。のっけから何事かと、ただ戸惑うばかりです。

指された岩壁には、大きめの緑の葉から何本も緑の棒が立ち上がっていた。
“これが花?” 驚きの沖縄花観察のスタートです。

−同じ科の植物−
2007.3.17 沖縄県(本島)
2007.3.17 沖縄県(本島)
2007.3.17 沖縄県(本島)(画像にポインターをおいて下さい)
     
  2007.3.17 沖縄県(本島)